☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA


貴音「なにもそこまで驚かなくとも」

響「だって寝てたと思ってたから」

貴音「目覚めてしまったのです」

響「ごめん」

貴音「早く布団に戻りましょう、怖いわけではありません」

響「すぐ戻るから先にいってて」

貴音「怖いわけではないのです」






貴音「えぇ、怖いわけでは」

響「怖いんじゃん」


☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA

貴音「ところで響はなにを」

響「うん」

貴音「まさかわたくしに隠れて夜食を」

響「そうそう」

貴音「なんと」






貴音「これは目覚めて正解でしたよ」

響「」


☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA

貴音「お水を飲むなんて珍しいですね」

響「最近はまってるんだ」

貴音「それは初耳」

響「うん」






貴音「ではわたくしにも一杯」

響「えっ」


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貴音「くださいな」

響「おいしくないぞ」

貴音「なんと」



貴音「おいしくないのに飲むのですか」

響「健康だから」

貴音「健康のために」

響「そうそう」


☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA

貴音「構いません、いただけますか」

響「えっ」



貴音「独り占めとはいけずですよ」

響「高いから」

貴音「なんと」

響「やっぱり自分飲むのやめようかななんか寒いし」

貴音「えっ」


☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA

響「はい」ジャア

貴音「高級なのでは」

響「ほら戻ろうよ」

貴音「もったいないではありませんか」

響「まだまだたくさんあるから」

貴音「それなのにわたくしはいただけないのですか」

響「いや」






貴音「では見るだけでも」

響「眠いから布団いこうってば」


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貴音「気になってわたくしは眠れません」

響「身体冷えちゃうから」

貴音「そうですか」

響「ほら早く」






貴音「ではこうすれば」ギュッ

響「」


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貴音「こんなに震えて」

響「実は水道水だったんだ」

貴音「なんと」



貴音「どうして嘘を」

響「ごめんだから布団いこ」

貴音「もう少しいいではありませんか」

響「自分もう眠たいから」


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貴音「寂しいのでしょう」

響「今は布団が好き」

貴音「でもわたくしも寂しかったのですよ」

響「わかりました」

貴音「響の家族達が皆居なくなってしまったことだって」

響「調子悪くしちゃったから病院」

貴音「皆ですか」

響「うん」

貴音「わたくしに一言あってもよかったではありませんか」

響「次はそうするから戻ろ」


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貴音「わたくしとお布団どちらが大切」

響「お布団」

貴音「えっ」






響「貴音」

貴音「そうです冗談はいけずです」ギュウ

響「」


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貴音「そんなに寒いのですか」

響「戻りたいの」

貴音「ではわたくしがさすってあげましょう」スリスリ

響「やめて」

貴音「こうすれば次第に暖かく」

響「苦しい」

貴音「はて」






貴音「ぽけっとになにかありますね」

響「」


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貴音「夜食ですかそれはいけません」モゾモゾ

響「離して」ジタバタ

貴音「離しません」

響「変態触るな」

貴音「響」






貴音「何ですか、これ」

響「っ」


☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA

貴音「響」

響「おくすり」

貴音「そのようですね」

響「返して」

貴音「何の薬ですか」

響「普通の」






貴音「内科」

響「そう」


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響「もう寝ようってば」

貴音「処方箋は何処に」

響「えっ」

貴音「貰ったはずですが」

響「捨てちゃった」

貴音「何故」

響「違う間違って捨てちゃった」

貴音「そうですか」






貴音「ではこちらはわたくしが預かります」

響「やめろォ!!」


☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA

貴音「今日の響は嘘ばかりですね」

響「返して!!」

貴音「響」






貴音「気がつかないとでも思っているのですか」

響「っ!?」


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貴音「他には」

響「し、知らない」

貴音「響」

響「知らないってば!!」






パァン

響「あがっ」

貴音「早くしなさい」


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響「の中」

貴音「聞こえません」

響「冷蔵庫の中」

貴音「自分で出しなさい」






響「こ、これ」

貴音「はい」


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貴音「これで全てですか」

響「うん」

貴音「そうですか」

響「ごめんなさい」

貴音「えぇ」ガサゴソ

響「た、貴音? 台所には無」






貴音「どうしてわたくしは刃物など」

響「えっ」


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貴音「手にしなければならなかったのでしょうね」

響「貴音」

貴音「悪いのは響です」

響「た、助けて」

貴音「寒くなんてないのでしょう」

響「電話……!!」






バキッ

貴音「響のせいでわたくしも犯罪者に」

響「うあっ」


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貴音「人の身体は思う以上に柔らかいと聞きます」

響「助けてぇ!! だれかぁ!!」

貴音「それは楽しみでもあり、また不安でもあり」グッ

響「やだやだやだやだ!! お願いだからぁ!!」






貴音「他には」グイッ

響「ああああ!!」


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貴音「早く!!」

響「トイレの棚……!!」

貴音「……はい」

響「お願い助けて」

貴音「わかりました」






貴音「あちらの世界で逢いましょう」グッ

響「だれか!! だれかぁ!!」


☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA

貴音「さようなら、響」

響「……裏!!」






響「テーブルの裏、です……!!」

貴音「はい」


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貴音「手を染めずに済みました」

響「あっ……、うあっ……」ヘタッ

貴音「本当ですね、ありました」ベリッ

響「はあっ、うっく」

貴音「後でトイレにも取りに行きますからね」






響「うわあん、あうあうあう!!」ポロポロ

貴音「はい」


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響「うわあん、あうあうあう!!」

貴音「あっ」



響「うわあん、あうあうあう!!」

貴音「……雑巾は何処にありましたでしょうか」



響「うわあん、あうあうあう!!」

貴音「すぐにシャワーに、いやその前に拭かなくてはいけませんか」


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響「……はーっ、はーっ」

貴音「響?」



響「はっ、ひうっ、ひっ」

貴音「響、落ち着きなさい」

響「ひっ、ひいっ、ひぐっ」ポロポロ

貴音「……今度は紙袋ですか」






響「ふーっ、ふーっ、ふーっ」

貴音「ビニール袋ですが何とかなるでしょう」

響「ふーっ、ふーっ」

貴音「何よりも落ち着くことが大事です」


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貴音「ほら、足を上げなさい」

貴音「濡れたままでは気持ち悪いでしょうに」

貴音「右足もです」






貴音「転ばないように気を付けて」


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キュッ

貴音「自分で洗えますか」



貴音「響」



貴音「頭を下げてください、頭を流します」






響「はっ、はうっ、ふうっ」

貴音「深呼吸を、響」


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響「くふっ、はあっ、んっ」

貴音「落ち着いて深呼吸を」



響「うぐ」ヒクン






響「えくっ、かはっ、うえええ」ビチャビチャ

貴音「……全て出してしまいなさい」


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響「おえっ、げほっ」

貴音「大丈夫ですから」



響「ごめんなさい」

貴音「……響」

響「ごめんなさい」

貴音「えぇ」


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貴音「何故、響は謝り続けているのでしょうか」



貴音「何故、響が謝り続けているのでしょうか」



貴音「何故、響に謝り続けているのでしょうか」






貴音「何故」


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貴音「なにゆえ」

響「だって、すごい久々だから」

貴音「大丈夫ですよ、一年前と変わりありません」

響「み、みんなも?」

貴音「仕事の量も」






響「ダメじゃん」

貴音「頑張ってはいるのですよ?」


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響「止まんない」

貴音「……違う震えではないでしょうね」

響「ち、違うぞ!!」

貴音「本当に?」

響「この前はたまたま出ちゃっただけ!!」

貴音「そうですか」






響「これからは、違うから」

貴音「はい」


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貴音「今日、夢を見ました」

響「うん」

貴音「あの時のです」

響「恥ずかしいな」






響「ごめん」

貴音「まったく、夢の中でも迷惑をかけるとは」


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響「貴音」

貴音「申し訳ありません」

響「なんで」

貴音「わたくしも分からなかったのです」

響「謝らないでよ」






貴音「ごめんなさい」

響「こっちこそ、ごめんなさい」


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響「誰がいるかな」

貴音「全員です」

響「えっ」






貴音「わたくしが知らせましたから」

響「そっか」

貴音「はい」


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響「でもみんな集まっちゃうなんてホントにお仕事無いんだね」

貴音「言うものではありませんよ」

響「んふふ」



貴音「本当に違う震え、ですよね?」

響「この階段見たら、もっと緊張してきた……」






貴音「響」

貴音「先程のは嘘です」

貴音「皆、今では有名アイドルですよ」


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ガチャ

響「……おはようございます」

響「うわっ」

響「ホ、ホントにみんないるんだね」



響「あの、えっと」



響「ただいま」






響「ちょ、ちょっと!! 抱きつくな!!」






響「うぎゃあ」

                                                                      終