※若干の手直しがあります
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貴音「次は絵の具を」ﾑﾆ
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貴音「次は絵の具を」ﾑﾆ
千早「はい」
伊織「こうね」
貴音「また先ほどと同じように混ぜます」ｸﾙｸﾙ
千早「ふぅ」
伊織「ムラなんてありえないんだから」
響「……なにしてんの？」
貴音「すらいむ」
千早「スライムね」
伊織「スライムよ」
響「スライム？」
貴音「すらいむ」
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貴音「響はこれを」ｻｯ
響「なにこれ」
貴音「ほう砂水溶液です」
響「ほぅ」
貴音「溶けきるまで振ってください」
響「」
響「うりゃああああ」ｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶ
伊織「綺麗なピンクになったわ!!」
千早「私のは青よ」
貴音「次は、と」ﾍﾟﾗ
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響「と、溶かしきったぞ……」ﾍﾄ
貴音「『溶けきらずにペットボトルの底に少し残るくらいが良い』、……溶かしてしまったのですか？」ﾊｧ
伊織「あーあ」ｼﾞﾄ
響「」
響「うわあん、あうあうあう!!」ｷﾞｭｯ
律子「おー、よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
貴音「いけませんよ、千早」
伊織「響がかわいそうじゃないの」
千早「」
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響「……ぐすっ、自分も作る」ｸﾙｸﾙ
律子「私も」
貴音「ほう砂水溶液を入れ、混ぜます」ｺﾎﾟﾎﾟ
貴音「『注意!! とにかく素早く!!』」
伊織「素早く？」
貴音「はい」
千早「んあああああああ!!」ｸﾞﾙｸﾞﾙ
伊織「にひいいいいいい!!」
貴音「はやああああああ!!」
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貴音「面妖な」ﾌﾟﾙ
千早「ふふふ」
伊織「なんか水っぽいんだけど」ﾃﾞﾛﾃﾞﾛ
貴音「……失敗ですね」
伊織「」
伊織「ねぇ律子、そのスライムとっても綺麗ね」
律子「しっしっ」
響「んふっ、あの子のスライム気持ち悪いぞ」
伊織「」
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貴音「このようなぷるぷるを見ると口に入れたくなりますよね」
貴音「わかりますぅ」
貴音「ちゅるるんて吸いたくなるかなーって」
貴音「あらあら、貴音ちゃんもなの？」
あずさ「見ちゃだめよ、二人とも」
雪歩「はい」
やよい「うわぁ」
貴音「」
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千早「春香、良いものをあげるわ」
春香「本当に？」
千早「というわけでね、目を瞑ってほしいのよ」
春香「えっ」
千早「なにもしないわ」
春香「んふっ、どうしてなにもしないなんて言うの？」
千早「いいから、ふふっ、目を閉じて手を出して」
春香「あっ、千早ちゃんが悪い顔してる」
千早「この純真な笑顔を見て」ﾆﾔｧ
春香「んふふ、今鏡見せてあげるから」
千早「い、いいから早く目と手をだしなさい、んふふ」
春香「……はい」
春香「きゃああああ、なにこれ!! 助けて!! 千早ちゃん助けて!!」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
千早「……っ」ﾌﾙﾌﾙ
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<ﾁﾊﾔﾁｬｱﾝ!! ｷﾞｬｱｱｱｱ!!
貴音「お嬢さん」
伊織「……なによ」ｼｮﾎﾞﾝ
貴音「すらいむが、欲しいか？」
伊織「……っ!?」
貴音「動いてはなりません」ﾄﾛｯ
伊織「凸が!! 凸がぁ!!」
貴音「桃色が映えますよ？」
伊織「ぬるぬるしてぇ!! いやああああ」
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伊織「ﾈｰﾌﾞﾗ……、ﾈｰﾌﾞﾗ……」ﾌﾗﾌﾗ
真美「いおりん!!」
真「よくも伊織を!!」ｷｯ
貴音「……座右の銘は『すべすべまんじゅうがに』」ﾎﾞｿｯ
真「うわあぁ」ﾊﾞﾀｯ
真美「まこちん!?」
真「ﾋｴ……、ﾑｽ……」
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真美「お姫ちん……!!」ｸﾞｯ
貴音「真美は」
貴音「……なんだったでしょうか」
真美「うああああ!!」ﾊﾞﾀﾝ
響「貴音!!」
貴音「……おや」
小鳥「亜美ちゃん、そこの絵の具取って」ｸﾙｸﾙ
亜美「ほい」
☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA
響「こんな酷いことを……、いったいなにが目的だ!!」
貴音「『はらゆみくす』」
響「や、やめろォ!!」
貴音「邪魔者には消えていただかねばならないのです」
響「それで……、真と真美を……!!」
貴音「『えいち・えぇ・わい・えぇ・あぁる』」
響「っ!?」
貴音「ふふっ、世界征服も夢っ……、由実ではありません!!」
響「うがああああ!!」ﾀﾞｯ
貴音「その程度でわたくしを？」ﾌﾟﾆ
響「ぐっ……!!」
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貴音「舐められたものです」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ
響「や、やめてぇ……」
美希「響!!」
貴音「ちっ、次から次へと」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ
美希「響を離すの!!」
貴音「やみつきです」ﾌﾟﾆｭ
響「うぅ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
美希「律子!!」
律子「はい」ﾎﾟｲ
貴音「っ!?」
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美希「……これ、なんだか分かる？」
貴音「それは……、わたくしの……!!」
美希「そう、スライム」
貴音「今すぐ返すのです!!」
美希「それで、こっちがね」
美希「響のスライムなの」
響「えっ」
美希「こら」ﾎﾟｶ
響「うぎゃあ」ﾊﾟﾀｯ
☆ :名無しに変わりましてうわあうな!! 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA
貴音「い、いったいなにを」
美希「この二つのスライムを……」
貴音「あっ!!」
響「やめて!!」
美希「混ぜちゃうの」ｺﾈｺﾈ
貴音「」
響「」
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美希「あーあ、変な色」
貴音「あぁ……、わたくしのすらいむが……」
響「た、貴音のせいだぞ!!」
貴音「なっ!?」
響「貴音が変なこと始めるから!!」
貴音「それを止めるのが響の役目でしょう!!」
響「そんなのめちゃくちゃだぞ!!」
美希「やめて二人とも!! ミキのために争わないで!!」
ｷﾞｬｰ!! ｷﾞｬｰ!!
小鳥「ぷにぷにですね」ﾌﾟﾆ
あずさ「うふふ」ﾌﾟﾆ
やよい「んふふ」ﾌﾟﾆ
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P「楽しいですね、これ」ｸﾙｸﾙ
高木「黒を取ってくれたまえ」
P「……黒いスライムですか？」
高木「それにしても」
P「平和です」
終
☆ :おまけ 0000/00/00(@) 00:00:00.00 ID:UwAAUnA
貴音「……」ｸﾙｸﾙ
貴音「出来ました」
貴音「……」ｸﾝｸﾝ
貴音「……」
貴音「……っ」ﾁｭﾙ
貴音「……っ!! ……っ!!」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
響「……バカだ」
貴音「はやああああ!!!!」
本当に終
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