※東方projectです


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咲夜「パチュリー様」

パチュリー「はい」

咲夜「教えて下さいますか」

パチュリー「えぇ」

咲夜「魔法を」

パチュリー「そうね」






パチュリー「えっ」

咲夜「えっ」




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パチュリー「待って」

咲夜「では早速」

パチュリー「なにを教えるって」






咲夜「魔法を」

パチュリー「んふっ」


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咲夜「素敵な笑顔です」

パチュリー「なんで」

咲夜「はい?」

パチュリー「なんでいきなり魔法なのよ」

咲夜「それはねパチ様」

パチュリー「ふふっ」






咲夜「パチ様」

パチュリー「やめて」


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咲夜「私は教えてもらいました」

パチュリー「はい」

咲夜「お嬢様からは家族を」

パチュリー「ほぅ」

咲夜「妹様には純粋な心を」

パチュリー「うん」

咲夜「そして美鈴には」

パチュリー「美鈴には」






咲夜「愛を」

パチュリー「くふっ」


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咲夜「どうして」

パチュリー「笑っていないわ」

咲夜「いいえ」

パチュリー「素敵だと思う」

咲夜「ひどい」

パチュリー「とても素敵」






咲夜「さっきのは嘘です」

パチュリー「えっ」


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咲夜「美鈴には慈愛の温かさを」

パチュリー「愛は?」

咲夜「嘘です」

パチュリー「嘘なの」

咲夜「はい」

パチュリー「偽物の愛だったのね」






咲夜「ノーレッジ様」

パチュリー「んふっ」


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咲夜「ずるいですよ」

パチュリー「意地悪が過ぎたわ」

咲夜「反省してください」

パチュリー「はい」






咲夜「まったく」

パチュリー「ふふふ」


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咲夜「とにかく」

パチュリー「教えてもらったのね」

咲夜「それはもうたくさんの優しさを」

パチュリー「素敵」

咲夜「はい」






パチュリー「うん」

咲夜「んふっ」


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パチュリー「とても素敵よ」

咲夜「私は思いました」

パチュリー「確かにそれは愛であったと」






咲夜「パチ様」ギュム

パチュリー「いひゃひゃひゃ!!」ジタバタ


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咲夜「違います」

パチュリー「ごめんなさい」

咲夜「教えてください」

パチュリー「そんなこと言われても」

咲夜「パチュリー様もなにか教えていただきたく」






パチュリー「えっ」

咲夜「えっ」


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パチュリー「待って」

咲夜「はい」

パチュリー「私はなにも教えてないの?」

咲夜「それは」






パチュリー「愛とか」

咲夜「やめてください」


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パチュリー「私の愛は伝わっていないのかしら」

咲夜「残念ながら」

パチュリー「そんな」

咲夜「愛が伝わるエピソードなどがありましたら」






パチュリー「絵本」

咲夜「絵本?」


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パチュリー「絵本を読んだわ」

咲夜「あぁ」

パチュリー「私は咲夜に絵本を読んであげたわ」

咲夜「そうでした」

パチュリー「読み過ぎて声が枯れたくらいに」






咲夜「ホコリのせいでは」

パチュリー「ちょっと」


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咲夜「だって」

パチュリー「一心に絵本を手に取ったのよ」

咲夜「細い腕で?」

パチュリー「息も絶え絶えに」

咲夜「飯は、飯はまだか」

パチュリー「さっき食べたじゃあありませんか」

咲夜「これは失敬」






パチュリー「おほほほ」

咲夜「あははは」


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咲夜「悪くないかと」

パチュリー「悪いわよ」

咲夜「そんな路線も」

パチュリー「読めないじゃない」

咲夜「味のある良い声なのでは」

パチュリー「老眼よ」






咲夜「ではなくて」

パチュリー「はい」


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咲夜「咲夜に」

パチュリー「んふふ」

咲夜「私、咲夜に読み聞かせたその情景を」

パチュリー「絵本を読む私の姿を」






咲夜「思い出してください」

パチュリー「しっかりとね」


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小悪魔『早く続きを読んであげてくださいよ』

パチュリー『だって』

小悪魔『なんですか』

パチュリー『恥ずかしい』

小悪魔『えっ』

パチュリー『代わりにお願いするわ』

小悪魔『愛は』

パチュリー『ほ、他の形で示すわ』






小悪魔『「おのれ邪気王!!」、リュウはそう言い放つと』ペラ

さくや『ほぅ』

パチュリー『上手いわね』


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パチュリー「違うの」

咲夜「違いません」

パチュリー「小悪魔がどうしてもって」

咲夜「確かにノリノリではありましたが」

パチュリー「あの時だけよ」

咲夜「毎回難癖をつけて小悪魔に」

パチュリー「あっ」

咲夜「他にも?」






パチュリー「たくさんの飴玉をあげたわ」

咲夜「パチュリー様」


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パチュリー「いちご味」

咲夜「心は痛みませんか」

パチュリー「えっ」

咲夜「片や愛に、片や飴玉」






パチュリー「ごめんなさい」

咲夜「ふふふ」


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パチュリー「とても痛い」

咲夜「でしょう」

パチュリー「自分でもそれはないかなって」

咲夜「飴玉などで人の心を」

パチュリー「食べる?」ジャラジャラ






咲夜「おいしい」コロコロ

パチュリー「いちご味だもの」


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咲夜「ごちそうさまでした」

パチュリー「おかわりは言ってね」

咲夜「はい」

パチュリー「常備してるから」






咲夜「飴違う」

パチュリー「んふっ」


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咲夜「飴玉などで人の心を」

パチュリー「されど飴玉よ」

咲夜「報告します」

パチュリー「レミィに?」

咲夜「小悪魔に」






パチュリー「やめて」

咲夜「愛に溢れる小悪魔に」


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パチュリー「あの子は望まないわ」

咲夜「責任をなすりつけようとしたことも含めて」

パチュリー「本当にやめて」

咲夜「頭の羽根をしょんぼりさせながら言うのです」

パチュリー「ちょっと」

咲夜「パチ様ひどい、と」






パチュリー「教えるわ、魔法」

咲夜「やった」


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パチュリー「特別なんだから」

咲夜「ありがとうございます」

パチュリー「どんな魔法がお望みかしら」

咲夜「それはですね」






咲夜「飴玉をたくさん出す魔法」

パチュリー「」

                    終


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美鈴「パチ様」

パチュリー「咲夜ね」

美鈴「小悪魔ちゃんから」






パチュリー「ど、どうりで」

美鈴「咲夜さんもそう呼んでましたか」


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パチュリー「どうしたの?」

美鈴「最近の咲夜さん」

パチュリー「うん」

美鈴「たくさん飴玉くれるんですよね」

パチュリー「んふふ」

美鈴「いちご味ばっかり」






パチュリー「愛されてるじゃないの」

美鈴「はい?」

                      今度こそ終